お客様が泣いて喜んでくれた出来事。

お客様の様子がおかしかった

大阪府八尾市高安駅前の半個室型美容室ステディアを経営していますショートヘアとアッシュカラーが得意な木下です。

昨日の出来事でした。

前の職場から今のお店についてきてくださっているお客様でした。

親子でかれこれ10年近く担当させていただいています。

そのお母さんの髪をさせて頂いているときでした。

シャンプーしに行こうとしたとき、少し体調が悪いような様子で、気分がすぐれないようでした。

様子を見ながら施術させて頂いてたのですが、お客様が

「実はずっと言おうか迷ってたんですが…」

と話だされました。

詳しくは言えませんが、ざっとまとめると、病気ではないけど、めまいが頻繁に起こるようで、1年ほど経っても、なかなか治りにくい症状でシャンプーで横になるときに、めまいをよく起こしてしまうようになったそうです。

なので、美容室に行くと迷惑をかけるから、もう行けないんじゃないか、これからは自分で染めたり切ったりしないといけないんじゃないかとずっと悩んでらしたそうです。

なので、ぼくは

「そういう方がなかなか言えない悩みを相談したり、バタバタした美容室では対応できないようなことも親身になってさせて頂きたいから、このお店は半個室ですし、予約枠を長めに取らせて頂いてますし、なにかあればできるだけの対応をさせていただきます。

お客様は家族だという想いでこのお店の方針ですし、なんでも話せる環境にしますんで何でも言ってください」

と話させて頂きました。

そしたらそのお客様が

「ホントに相談してよかったです、もう一生美容室に行けないと思って、ここにも来れなくなると思ってて、ほんとつらくて…」

とそのとき