今日はご新規のお客様で、髪の色がオレンジになりやすく、いつもアッシュにしてもならないというのがお悩みのお客様でした。
当店は八尾市の中で赤味撲滅アッシュがウリのお店ですので、しっかり赤味を抑えたいと思います。
カウンセリングで、暗くてもいいからアッシュグレーがいいとのことでしたが、髪質と普段はストレートアイロンでまっすぐにしてるとのことで、あまり濃すぎるグレーは髪を重く見せるので根元から中間は濃いめ、毛先はニュアンス程度にほんのりうすめにすることに。
まずは髪をチェック。
かなりオレンジが出やすそうです、1カ月前にアッシュで染めたのにほぼオレンジがかってます。
そして、このオレンジはきっと普通のアッシュでは消えないでしょう。
色の法則で、反対の色(補色)を混ぜると、色は打ち消されます、そしてにごったブラウンになります。
オレンジの反対の色でアッシュ(青)が使われますが、たいていのアッシュは、青単品色ではなく、(アッシュブラウン)でできています。
しかし、オレンジの色味が強いとアッシュが完全にオレンジに打ち消され、
オレンジ(髪の色)+アッシュブラウン=(打ち消されてできたくすんだブラウン)+ブラウン
つまり最終的にくすんだブラウンになりやすいんですね。
だからアッシュで染めてもアッシュにならないんです。
当店のアッシュはブラウンの色味がほとんどありませんので単品でもアッシュになりますが、よりオレンジを消したい。
なので今回はアッシュだけでなく、原色でかなり濃いアクセントに使う原色ブルーを、普通は一割くらいしか入れないのですが、半分をアクセントブルー混ぜちゃいます。
そうすると
オレンジ(髪の色)+アッシュ+アクセントブルー=(打ち消されてできたくすんだブラウン)+アクセントブルー=くすんだアッシュブラウン=アッシュグレー
ができます。
どうしても完全にブラウンのないグレーの強いアッシュにしたい場合は一度オレンジを脱色するとできます。
二回染めが必要になります。
ぜひ参考にしてみてください!
最終的な仕上がりはこちらです♪
今週の予約はすべて埋まりました。
当日や前日のご予約のお電話が多いのですが、たいてい3日前までには埋まってしまいますので、ほとんどお断りしている状況です、できれば1週間前からのご予約をおすすめしております、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。