よく受ける質問にお答えしようと思います。
答えはYesです。
パーマは基本的に、アルカリの薬剤を使用して髪に作用させます。
パーマって、一度薬剤をつけて、時間を置いてからまたあとで別の薬剤をつけますが、あれは酸性にするものです。
でもそれをつけても、まだ直後は不安定なんですね、そのときに髪を濡らしたり、引っ張ったりすると、取れてしまう可能性があります。
あと、パーマしてから1週間くらいは取れやすいので、できるだけ優しく洗ってください。
クシでとくのも控えてください。
「きついニオイのパーマ液って安いもの使ってそう、傷みも出そう・・・」
というのもよく聞きますが、最近のパーマ液で、ダメージも少なく、ツヤのあるカールやウェーブを出しやすいパーマ液の方が、ニオイがきつい、もしくは髪に残るというものが多いです。
コスメパーマなどと呼ばれるタイプで、今までの医薬部外品ではなく、化粧品登録になり、システアミンなどの成分で作用させるのですが、デメリットは、髪にニオイが残りやすいということです。
最近は消臭する薬剤も使用し、ましにはなっていますが、まだやっぱり多少は残るので、ニオイがきつい=質の悪いものではないということです。
頭からパーマのニオイがするから、しっかり洗う人もいますが、ニオイは自然に飛んでいきます。
あまり洗いすぎるとパーマもゆるみ、髪へのダメージだけ蓄積されるので、やめましょう。
「濡れてるときはウェーブが出るけど乾くとなくなってしまって・・・」
というのもよく聞きますが、パーマとは原理的にそういうものなんです。
なので、濡れてるときや半乾きのときに、ムースやジェルなどの水分を多く含んだスタイリング剤をつけます。
この性質を利用してゆるく仕上げたいときは完全に乾かしてスタイリング剤をつけるといいですね。
デジタルパーマは逆で、乾くときにウェーブがでるので、完全に乾かしたほうが形がでますよ。
ぜひ参考にしてみてください。